【徹底比較】事故車は修理と廃車どっちが得?判断基準7ステップと損しない選び方

📝 この記事の監修

car-kaitori.jp編集部|自動車業界の専門知識と最新の買取市場データをもとに、国土交通省・環境省・日弁連交通事故相談センター等の公的情報を踏まえて中立的な立場で情報を提供しています。

「事故車を修理すべきか、それとも廃車にすべきか…」と判断に悩んでいませんか。修理見積もりを見た瞬間、想定外の金額に頭を抱える方は少なくありません。

結論からお伝えすると、修理費が車の時価の50%を超えるなら廃車・売却が経済合理的です。修理費が時価を上回る「経済的全損」の場合、車両保険や相手方の賠償でも修理費全額はカバーされないため、無理に修理すると自己負担が膨らみます。

この記事では、国土交通省や日弁連交通事故相談センターの公的情報、2026年4月時点の事故車買取市場データをもとに、修理費vs時価の境界線・損傷部位別の判断マップ・修理費20万/50万/100万超のケーススタディまで徹底的に解説します。事故車でも高額で買い取ってもらうテクニックも紹介するので、最後まで読めば損しない意思決定ができます。

目次

【結論】事故車は修理と廃車どっちが得?判断基準3つのサマリー

まずは修理 vs 廃車 vs 事故車売却の3択を一覧で比較しましょう。自分のケースでどの選択肢が有利か、冒頭でざっくり把握できます。

選択肢 費用 手元に残るお金 こんな人におすすめ
修理して乗り続ける 数万円〜100万円超 なし(出費のみ) 修理費が時価の50%以下・愛着ある車
廃車にする(業者依頼) 0円〜プラス 0〜数万円+還付金 骨格損傷・年式10年超・不動車
事故車として売却 0円 数万〜50万円以上 ハイエース等の輸出人気車・部品価値あり

修理費が時価を超えるなら、廃車にするか事故車買取に出すのが最適解です。特に事故車買取は海外輸出・部品取り需要のおかげで、10万km超や不動車でも数万〜数十万円の値がつくケースがあります。

「自分の車がいくらになるか」を知るには、無料査定で買取額を確認するのが最短ルートです。複数社に見積もってもらい、最高額を提示した業者に売却すれば損はしません。

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事故車とは?修復歴あり車との違いと法的な定義

事故車とは事故により損傷した車全般を指す広い概念ですが、中古車市場で重視されるのは「修復歴あり」に該当するかどうかです。両者は似ているようで、査定額への影響がまったく異なります。

事故車の定義と「修復歴あり」との違い

事故車は「事故を起こした履歴のある車」の総称ですが、バンパー擦り傷程度の軽微な事故は修復歴にはカウントされません。一方、修復歴ありは骨格部位の修復・交換がある車に限定されます。

JAAI(日本自動車査定協会)および日本中古自動車販売協会連合会の統一基準では、以下7箇所が骨格部位として定義されています。

修復歴の対象となる骨格部位(7箇所)

📌 骨格部位7箇所(修復歴となる部位)

  • フレーム(サイドメンバー):車体の縦方向の骨格
  • クロスメンバー:車体の横方向の骨格
  • インサイドパネル:エンジンルーム側面の骨格
  • ピラー:屋根を支える柱(A/B/Cピラー)
  • ダッシュパネル:エンジンルームと車内の隔壁
  • ルーフパネル:屋根
  • フロア・トランクフロア:床面・トランク底面

上記のいずれかを交換・修正した場合、査定時に「修復歴あり」となり売却価格は15〜50%下落します。逆にバンパー交換やドア交換のみなら修復歴には該当しません。

物理的全損と経済的全損の違い

全損には2種類あります。判断基準が異なるため、自分のケースがどちらに該当するか把握しておきましょう。

種類 定義 具体例
物理的全損 修理が物理的に不可能な状態 全焼・水没・フレーム大破
経済的全損 修理費が車の時価+買替諸費用を超える状態 修理費80万/時価50万の場合など

公益財団法人 日弁連交通事故相談センターの解説によれば、経済的全損となった場合、加害者側に請求できる損害賠償額は「事故当時の車両時価相当額+買替諸費用」にとどまり、修理費全額は請求できません(出典: 日弁連交通事故相談センター「修理費が車の時価を超えるとき(経済的全損)の賠償額」)。

修理vs廃車の判断基準|7つの決め手で迷わず選べる

事故車を修理するか廃車にするかは、以下7つの基準を順に確認すれば迷いません。どれか1つでも該当しない場合は廃車・売却を優先してください。

基準①:修理費が時価の50%超なら廃車優先

最重要の判断軸です。修理費が車の時価の50%を超えたら、その車に投資する価値は低くなります。時価と同額以上なら迷わず経済的全損として扱い、廃車・売却に切り替えるべきです。

たとえば時価60万円の車に50万円の修理費をかけると、修理後すぐ売却しても修復歴で30〜40%下落するため、実質40万円以下の価値しか残りません。差額10万円以下なら新しい車の頭金に回したほうが合理的です。

基準②:年式10年超・走行10万km超は廃車有利

年式10年超・走行10万km超の車は、国内中古車市場での流通価値が急激に下がります。修理費より廃車時の還付金+買取額の方が手元に残るお金が多いケースが目立ちます。

ただし例外としてハイエース・ランドクルーザー・ジムニー等の海外輸出人気車は15万km超でも50万円以上の値がつくことがあります。一律に廃車判断せず、まず査定を取りましょう。

基準③:損傷部位(骨格か外装か)で判断

損傷が骨格部位(前述の7箇所)に及ぶ場合、修復歴が確定して売却価格が大幅に下がります。修理代も高額になるため、廃車・売却の優位性が増します。

逆にバンパー・ドア・フェンダー交換のみなら修復歴は付かず、修理して乗り続けるのが合理的なケースが多くなります。

基準④:修理後の安全性と再発リスク

フレーム修正やエアバッグ展開を伴う事故の場合、修理しても走行時の直進性や衝突安全性が完全には戻らないことがあります。技術力の低い工場で修理すると、タイヤの片減り・ハンドルのブレ・次回事故時の安全性低下などリスクを抱え続けることになります。

家族を乗せる用途で使うなら、安全性に不安のある修理は避け、買い替えを選ぶ方が賢明です。

基準⑤:修復歴による売却価格の下落率

修復歴ありで売却すると、3年落ちで軽自動車は約20万円、普通車は30〜50万円の減額が一般的です。骨格部位の修復があると査定額は15〜50%減になります。

つまり「修理して数年後に売却」を想定していた場合、修復歴のダメージで実質的な損失は修理費以上になることがあります。

基準⑥:保険の適用範囲と自己負担額

車両保険加入でも、経済的全損扱いだと修理費全額は下りません。保険金は時価額が上限のため、修理費と保険金の差額は自己負担になります。

対物賠償保険でも、相手方からの支払いは時価額+買替諸費用までです。「対物差額修理費補償特約」加入なら50万円を上限に差額補償される場合があります。契約内容を必ず確認しましょう。

基準⑦:次の車の頭金として活用できるか

廃車・売却で得た数万円〜数十万円を次の車の頭金に充てれば、ローン総額が減り月々の負担が軽くなります。高額修理で貯金を取り崩すより、事故を機に買い替えた方が家計的に合理的なケースは多いのです。

判断フローチャート

ここまでの7基準を判断フローチャートにまとめました。上から順にYES/NOで進めば、自分が修理すべきか廃車・売却すべきかが5秒で分かります。

ステップ 質問 YES NO
1 修理費が時価の50%を超える? 廃車・売却 次へ
2 骨格部位の損傷がある? 廃車・売却優先 次へ
3 年式10年超・走行10万km超? 廃車・売却優先 次へ
4 安全性に懸念が残る? 廃車・売却 修理検討

修理費vs時価の境界線マップ|独自比較表で一目で判断

判断基準①で紹介した「修理費vs時価の境界線」を、年式別・修理費別で視覚的に整理しました。自分の車のスペックと照らし合わせ、どちらが得かを直感的に判断できます。

時価の調べ方(レッドブック・中古車サイトでの確認)

車の時価はレッドブック(オートガイド自動車価格月報)という業界資料に掲載されています。ただし個人では原則購入できないため、以下3つの方法で代替できます。

📌 個人でできる時価の調べ方

  • 中古車販売サイト(カーセンサー・グーネット等)で同車種・同年式・同走行距離の車の販売価格を調査
  • 複数買取業者での無料査定で下取・買取額を比較
  • ディーラー下取価格で現時点の標準査定額を確認

保険会社との交渉ではレッドブックの値を鵜呑みにせず、中古車市場の実勢価格で反論することが重要です(出典: 日弁連交通事故相談センター)。

年式×時価×修理費の境界線表

下記は年式別の時価目安と、廃車優先ラインとなる修理費の一覧です。修理見積もりがこのラインを超えたら経済的全損として廃車・売却を優先しましょう。

年式 時価目安 廃車優先ライン(修理費) 判断
3年落ち(人気車) 80〜250万円 40〜125万円以上で廃車検討 基本は修理
5年落ち(標準車) 40〜120万円 20〜60万円以上で廃車検討 要慎重判断
8年落ち(標準車) 15〜50万円 7〜25万円以上で廃車検討 廃車優勢
10年落ち(標準車) 5〜25万円 3万円以上で廃車検討 廃車強く推奨
15年超(標準車) 1〜10万円 ほぼ全て廃車推奨 廃車一択

ただしハイエース・ランドクルーザー等の海外輸出人気車は別枠で判断してください。15年超でも50万円以上で買取される例があります。

修理費が時価を超えたときの経済的全損の考え方

修理費が「時価+買替諸費用」を超えると、保険・賠償の世界では経済的全損として扱われます。この場合、賠償金は「時価額+買替諸費用(登録諸費用・廃車費用等)」が上限となり、修理費全額は請求できません。

つまり修理費80万/時価40万のケースでは、40万円分は自己負担となります。これを回避するには、修理を諦めて「時価相当の賠償金+事故車買取額」を受け取り、次の車の購入資金に充てるのが合理的です。

損傷部位別「治すべきか捨てるべきか」マップ

損傷の位置によって修理費相場と判断基準は大きく変わります。部位別の修理vs廃車マップで自分のケースに当てはめて確認してください。

フロント損傷:バンパー・ボンネット・ヘッドライト

フロント軽微損傷(バンパーのみ)なら3〜8万円で修理可能です。バンパー+ヘッドライト交換で8〜20万円、フェンダー・ボンネットまで及ぶと15〜40万円が目安です。

骨格に達していなければ修復歴は付かないため、時価30万円以上の車なら修理優位です。ただしエアバッグ展開があると交換費用10〜30万円が追加され、一気に経済的全損ラインに近づきます。

リア損傷:バンパー・トランク・リアフェンダー

リアは追突事故で損傷しやすい部位です。バンパーのみなら3〜8万円、トランク損傷10〜25万円、リアフロア(骨格)に及ぶと30〜80万円と一気に跳ね上がります。

リアフロア・リアサイドメンバーの修正は修復歴扱いになるため、修理後の売却価格も下がります。年式10年超なら廃車検討が妥当です。

サイド損傷:ドア・ピラー・サイドメンバー

サイド損傷は危険です。ピラー(A/B/Cピラー)の修正は修復歴確定で、車体剛性にも影響します。

損傷部位 修理費目安 修復歴 判断
ドア交換のみ 5〜20万円 付かない 修理可
ピラー修正 30〜80万円 付く 廃車検討
サイドメンバー 40〜100万円 付く 廃車推奨

ルーフ・ピラー損傷:骨格部位のため要注意

横転・落下物等でルーフ・ピラーが損傷した場合、修復歴確定+修理費40〜100万円が相場です。車体剛性が落ち、走行時の安全性も低下するため、基本的に廃車・売却が推奨されます。

フレーム・フロア損傷:基本的に廃車推奨

フレーム(サイドメンバー・クロスメンバー)やフロアパネルの損傷は、修理費50〜150万円+修復歴ありの二重ダメージです。年式に関係なく廃車・売却を強く推奨します。

エンジン・ミッション損傷:修理費高額

エンジン交換は中古品でも20〜50万円、新品なら50〜150万円。ミッション交換も15〜50万円と高額です。年式8年超ならこの金額をかける価値は薄く、廃車優先です。

ケーススタディ|修理費20万・50万・100万超で変わるベスト選択

抽象的な話だけでは判断しづらいので、3つの金額帯で具体的なケーススタディを示します。自分の状況に近いケースを参考にしてください。

ケース1:修理費20万円(時価50万円・5年落ち)→ 修理推奨

状況:5年落ちのコンパクトカー、追突事故でリアバンパー+トランク損傷。時価50万円、修理見積もり20万円、骨格損傷なし。

📌 ベスト選択:修理して乗り続ける

  • 修理費20万円 ÷ 時価50万円 = 40%(50%未満)
  • 骨格損傷なし→修復歴つかない
  • 5年落ちで国内市場価値あり
  • 買い替えだと諸費用含めて100万円超の出費

ケース2:修理費50万円(時価60万円・8年落ち)→ 微妙ライン

状況:8年落ちのミニバン、フロント中規模損傷でエアバッグ展開。時価60万円、修理見積もり50万円、ピラー修正含む。

📌 ベスト選択:事故車買取+買い替え

  • 修理費50万円 ÷ 時価60万円 = 83%(廃車ライン超)
  • ピラー修正→修復歴確定→売却時15〜50%減
  • 修理後売却想定→実質40万円以下の価値
  • 事故車買取で15〜30万円+新車購入

ケース3:修理費100万円超(時価30万円・12年落ち)→ 廃車・売却推奨

状況:12年落ちのセダン、正面衝突でフレーム・エンジン大破。時価30万円、修理見積もり120万円、走行14万km。

📌 ベスト選択:事故車買取または廃車

  • 修理費120万円 ÷ 時価30万円 = 400%(完全な経済的全損)
  • フレーム修正→修復歴で市場価値ほぼ0
  • 14万km走行→国内需要ほぼなし
  • 海外輸出ルート持つ業者なら5〜20万円の買取可能性

ケース別の意思決定表

ケース 修理費÷時価 ベスト選択 手元に残る額(推定)
1(20万/50万) 40% 修理 乗り続け=出費のみ
2(50万/60万) 83% 事故車売却 15〜30万円
3(120万/30万) 400% 事故車売却・廃車 5〜20万円+還付金

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事故車でも高額買取される可能性|海外輸出と部品取り需要

「事故車は二束三文でしか売れない」と思っていませんか?実は海外輸出需要と部品取り需要のおかげで、事故車でも数万〜数十万円の値がつくケースは珍しくありません。

なぜ事故車が海外で高く売れるのか

日本車は世界的に「壊れにくい」「部品が長持ちする」評価が確立しています。東南アジア・アフリカ・中東・ロシア・中南米では、日本で廃車レベルでも「修理すれば走る」として高需要です。

また海外では人件費が安いため修理コストが低く、国内で修理費100万の事故車が現地では20万円程度で修理できます。この価格差がビジネスとして成立し、事故車買取業者は国内市場より高値で買取できる仕組みです。

順位 車種 主な輸出先 買取額目安(事故車)
1 ハイエース アフリカ・中東・ロシア 30〜100万円以上
2 ランドクルーザー 中東・アフリカ・中南米 50〜150万円
3 ジムニー 東南アジア・中南米 20〜60万円
4 プロボックス 東南アジア 10〜30万円
5 プリウス ロシア・アフリカ 5〜30万円

部品取り需要で値がつくパーツ

車体がダメでもパーツ単位で需要があります。エンジン・ミッション・マフラー・ナビ・ホイール・バンパー・ドア等は国内外の整備工場・中古部品店に流通するため、総額で30万円以上の価値がつくこともあります。

10万km超・不動車でも諦めない

「走行20万km超」「エンジン不動」「車検切れ」でも、事故車買取・廃車買取業者なら0円以上で引き取るのが一般的です。レッカー代・解体費・書類代行すべて無料の業者が多く、手出しゼロで処分できます。

【損しない】事故車買取おすすめ業者3選|相場と高く売るコツを徹底解説

事故車の買取相場と高く売るコツ、おすすめ業者の特徴を比較した専門ガイドです。

修理見積もりの取り方|セカンドオピニオンで最大3倍の差

修理見積もりは必ず2〜3社から取りましょう。同じ損傷でも業者により見積もり金額が最大3倍違うことがあり、1社の見積もりだけで判断すると大損する可能性があります。

業者別の修理費価格差(ディーラー/板金専門/整備工場)

業者 価格帯 メリット デメリット
ディーラー 高い(基準値×1.5〜3) 純正部品・保証 価格が最も高い
板金塗装専門店 中(基準値) 技術力高・コスパ良 店により品質差
ガソリンスタンド簡易板金 安い(基準値×0.3〜0.5) 即日仕上げも可 色合わせ精度低

実例として、同じドアの凹み修理でディーラー14万円/ガソリンスタンド簡易板金4万円と、同じ損傷でも3.5倍の価格差が発生することがあります。

見積もりを比較すべき3つのポイント

📌 見積もり比較の必須ポイント

  • 部品代の内訳:純正/リビルト/社外品で価格が大きく違う
  • 工賃:時間工賃×作業時間で計算される
  • 塗装範囲:パーツ単位 or ボカシ塗装で追加費用

保険を使う場合の見積もり注意点

車両保険を使う場合、保険会社指定の工場で見積もるケースが多く、割高になりがちです。経済的全損ラインを超えそうなときは、独自に取った見積もりを保険会社に提示し、時価額以上の補償を交渉する余地があります。

事故歴あり車の売却|修復歴の告知義務と価格下落率

修理後に車を売ろうとしても修復歴の告知義務があり、隠して売ると法的リスクを負います。ここでは告知義務と価格下落の実態を整理します。

修復歴の告知義務と違反時のリスク

修復歴ありの車を売る際は、買主に事前告知する義務があります。業者に売る場合も同様で、故意に隠すと瑕疵担保責任を問われ損害賠償請求される可能性があります。

「隠せば高く売れる」は成立しません。プロの査定士は骨格部位の溶接痕・塗装の色違い・パテ跡などを見抜きます。結局見抜かれて契約破棄or減額請求になるため、最初から事故歴・修復歴を開示する方が手続きもスムーズです。

修復歴による査定額下落率(軽20万/普通車30〜50万)

車両タイプ 3年落ち減額額 減額率
軽自動車 約20万円前後 15〜30%
普通車 30〜50万円 20〜40%
高級車・SUV 50〜150万円 30〜50%

事故車でも高く売る3つのコツ

📌 事故車を高く売る3つのコツ

  • 事故車専門の買取業者に依頼する(一般買取店より高値)
  • 複数社で相見積もりを取って最高額を提示した業者に売る
  • 修理せずそのまま売る(中途半端な修理は査定を下げる)

【損しない】事故歴あり・修復歴ありの車は買取できる?相場・減額率と高く売る方法

事故歴あり・修復歴ありの車を高く売るための詳細解説と相場データをまとめた専門記事です。

廃車を選ぶ場合のおすすめ業者5社比較

事故車を廃車・売却する場合、業者選びで買取額が数万円単位で変わります。事故車・廃車専門業者5社を比較し、自分のケースに合う業者を選びましょう。

サービス 査定方式 対応エリア 特徴
ナビクル廃車 一括査定 全国 最大10社に一括査定・業界最大手
カーネクスト 直接買取 全国 レッカー代・書類代行すべて無料
セルトレ 直接買取 全国 事故車・不動車専門・相場非公開取引
廃車王 直接買取 全国 加盟店ネットワーク・還付金フル対応
タウ 直接買取 全国 事故車取扱累計100万台超・輸出に強み

ナビクル廃車|業界最大手の廃車一括査定

査定方式 一括査定(最大10社)
入力時間 約45秒
対応エリア 全国対応
電話の量 多い(最大10社)
公式サイト ナビクル廃車公式サイト

ナビクル廃車は廃車買取・事故車買取の一括査定サービスの最大手です。最大10社に同時見積もりを依頼でき、相見積もりで最高額を引き出すのに最適です。全国対応で離島以外ならほぼどこでも対応可能。電話連絡は多めなので、早めに対応できる時間帯に申し込むのがおすすめです。

カーネクスト|全国対応・引き取り無料・レッカー無料

査定方式 直接買取(1社)
入力時間 約1分
対応エリア 全国対応(離島含む)
電話の量 1社のみ
公式サイト カーネクスト公式サイト

カーネクストは廃車・事故車専門の直接買取業者です。レッカー代・解体費・書類代行すべて無料で、電話連絡は1社のみなので営業電話が苦手な方に最適です。海外輸出ルートを持つためハイエース等の人気車は高値買取が期待できます。

セルトレ|事故車・不動車専門の直接買取

査定方式 直接買取(1社)
入力時間 約1分
対応エリア 全国対応
電話の量 1社のみ
公式サイト セルトレ公式サイト

セルトレは事故車・不動車に特化した直接買取サービスです。一般市場で値がつかないレベルの損傷車でも、独自の販路を活かしてしっかり値段を提示します。電話連絡は1社のみで営業色が薄く、忙しい方でも使いやすいサービスです。

廃車王|全国ネットワーク・還付金対応

査定方式 直接買取(加盟店ネットワーク)
入力時間 約1分
対応エリア 全国(加盟店ベース)
電話の量 1社のみ
公式サイト 廃車王公式サイト

廃車王は全国の加盟店ネットワークを活かした廃車買取サービスです。自動車税・自賠責・重量税の還付金申請にフル対応しており、還付金の取りこぼしがありません。加盟店が近隣にあれば引き取りがスピーディです。

タウ|事故車買取実績100万台超の専門業者

査定方式 直接買取(1社)
入力時間 約1分
対応エリア 全国対応
電話の量 1社のみ
公式サイト タウ公式サイト

タウは事故車買取の専門業者で、累計取扱台数は100万台超の実績を持ちます。海外輸出ネットワークが業界トップクラスで、国内では値がつかない損傷車でも他社より高値がつくことがあります。事故車特化なので、事故の程度が重いケースに向いています。

【2026年最新】廃車買取業者おすすめ比較13選|無料引き取り・高価買取のポイントを徹底解説

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事故車 修理vs廃車のよくある質問(FAQ)

Q1. 修理費が時価を超えたらどうすべき?

A. 経済的全損扱いとして、修理ではなく廃車・売却を優先してください。保険でも賠償でも修理費全額は支払われないため、無理に修理すると自己負担が発生します。時価相当額の賠償金+事故車買取額を次の車の購入資金に充てるのが合理的です。

Q2. 事故車でもいくらかで売れますか?

A. 海外輸出需要と部品取り需要があるため、不動車や10万km超でも値がつくことが多いです。ハイエース・ランドクルーザー等は事故車でも30〜100万円以上の買取例があります。事故車専門業者で相見積もりを取りましょう。

Q3. 修復歴ありで売るとどれくらい下がりますか?

A. 骨格部位の修復があると査定額は15〜50%減になります。3年落ちで軽自動車は約20万円、普通車は30〜50万円の減額が一般的です。高級車・SUVはさらに大きく減額されます。

Q4. 修理見積もりは1社だけで決めていい?

A. 必ず2〜3社から相見積もりを取ってください。同じ損傷でもディーラー・板金塗装専門店・整備工場で最大3倍の価格差があります。1社の見積もりで判断すると大損する可能性があります。

Q5. 廃車にすると費用はかかりますか?

A. 自分で手続きすると普通車で2万5千〜4万5千円、ディーラー依頼で3〜6万円です。廃車買取業者に依頼すれば0円〜プラスが一般的で、レッカー代・解体費・手続き代行すべて無料の業者も多数あります。

Q6. 保険金と買取額は両方もらえる?

A. 車両保険で全損扱いで保険金を受けた場合、車の所有権は保険会社に移ることが多いため、買取額は受けられないケースがあります。保険を使う前に、事故車買取額+保険金の合計を試算し、どちらが有利か確認しましょう。「保険を使わず事故車売却」の方が手元に残る額が多いこともあります。

Q7. 事故車で修復歴がつくラインは?

A. 骨格部位7箇所(フレーム・クロスメンバー・インサイドパネル・ピラー・ダッシュパネル・ルーフパネル・フロア/トランクフロア)の交換・修正があれば修復歴扱いです。バンパー・ドア・フェンダー交換のみなら修復歴には該当しません。

まとめ|事故車 修理vs廃車は時価と修理費で決める

事故車を修理するか廃車にするかは、以下の優先順位で判断すれば迷いません。

📌 最終判断の優先順位

  • 修理費が時価の50%超なら廃車・売却優先
  • 骨格部位損傷・修復歴確定なら廃車・売却優先
  • 年式10年超・走行10万km超なら廃車・売却優先
  • 上記に該当しない場合は修理検討
  • 判断前に複数業者の見積もり複数買取業者の査定を必ず取る

事故車は海外輸出・部品取り需要のおかげで不動車・10万km超でも値がつく可能性があります。修理して修復歴を背負うより、事故車として売却して次の車の頭金にする方が、手元に残るお金が多いケースが少なくありません。

最後に、まずは無料査定で買取額を把握することから始めましょう。査定額を把握したうえで、修理するか売却するかを最終決定すれば、損しない選択ができます。

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まずは複数社の無料査定で買取額を把握。修理するか売却するかの最終判断はそのあとで。

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この記事を書いた人

中古車買取・相場分析アドバイザー。
大手中古車販売チェーンで5年間、査定・買取の最前線に立った後、オートオークション運営会社で10年間、相場分析マネージャーとして市場データの分析・予測を担当。

累計15,000台以上の査定に関与した経験を持つ。
現在は独立コンサルタントとして、複数のWebメディアの監修を年間50本以上手がけている。

「ユーザーが損をしない車の売り方を、正確なデータと経験で伝えたい。」

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