動かない車でも買取できる?相場目安とおすすめ売却先3選【2026年版】
動かない車でも買取してもらうことは十分に可能です。「エンジンがかからない車は廃車にするしかない」と諦めている方は少なくありませんが、実際には動かない車を専門に買い取る業者が数多く存在します。海外輸出や部品取り、鉄スクラップとしての需要があるため、動かない車でも0円以上の買取額がつくケースがほとんどです。車種や状態によっては数万円から数十万円の値段がつくことも珍しくありません。この記事では、動かない車の買取相場やおすすめの売却先、売却時の注意点までわかりやすく解説します。
動かない車の買取が成立する3つの理由
「動かない車に価値なんてあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、動かない車には以下の3つの理由から確かな需要があります。
理由1:海外輸出の需要がある
日本車は海外での人気が非常に高く、動かない状態であっても輸出されるケースが数多くあります。特に東南アジアやアフリカ諸国では、日本では廃車扱いになる車でも現地で修理・再生して使われています。現地の修理技術は高く、日本では「修理不能」と判断された車でも問題なく走れるように直してしまうことが珍しくありません。トヨタのランドクルーザーやハイエースなどは、エンジンが動かない状態でも海外バイヤーから高い需要があり、車両丸ごとコンテナで輸出されています。
理由2:部品取り(パーツ単体)として価値がある
車は約3万点もの部品で構成されています。エンジンが動かなくても、ドア・ボンネット・ヘッドライト・カーナビ・エアバッグ・触媒(キャタライザー)など、再利用できる部品は数多くあります。特に生産終了した車種の純正パーツは中古市場で高値がつくため、部品取り目的で動かない車を買い取る業者は少なくありません。
理由3:鉄スクラップとしての素材価値がある
車の約70%は鉄でできています。仮にすべての部品が使えない状態であっても、鉄やアルミなどの金属素材としてリサイクルできます。2026年現在、鉄スクラップの相場は1kgあたり40円~55円前後で推移しており、普通車1台あたり約1トンの鉄が含まれるため、素材だけでも数万円の価値があるのです。
動かない車の買取相場【状態別の目安】
動かない車の買取相場は、車が動かなくなった原因によって大きく異なります。一般的に、修理で復旧しやすい状態ほど高値がつき、複合的な故障があるほど査定額は下がります。以下の表に、不動の原因別の買取相場目安をまとめました。
| 車の状態 | 買取相場の目安 | 査定への影響 | 補足 |
|---|---|---|---|
| バッテリー上がり | 通常相場の80%~95% | 影響小 | バッテリー交換で復旧可能。高額査定が期待できる |
| エンジン故障 | 5万円~30万円 | 影響大 | 焼き付き・タイミングベルト切れなど。部品取りや海外輸出で値段がつく |
| 事故による不動 | 3万円~20万円 | 影響大 | フレーム損傷は大幅減額。損傷していない部品に価値あり |
| 長期放置車 | 1万円~15万円 | 影響大 | タイヤ劣化・ブレーキ固着・燃料腐敗など複合的な問題あり |
上記はあくまで目安です。トヨタ・ランドクルーザーやハイエースなど海外人気の高い車種は、動かない状態でも数十万円の買取額がつくケースがあります。正確な金額を知るには、実際に査定を受けることが最も確実です。
動かない車のおすすめ売却先3選
動かない車の売却先は大きく3つあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較しましょう。
| 売却先 | 買取額の目安 | レッカー費用 | 手続き代行 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 廃車・事故車専門買取業者 | 0円~数十万円 | 無料 | 無料代行 | 最もおすすめ |
| 一括査定サービス | 業者による | 業者による | 業者による | 比較におすすめ |
| ディーラー下取り | 0円が多い | 有料の場合あり | 対応可能 | 非推奨 |
1. 廃車・事故車専門買取業者(最もおすすめ)
動かない車を売るなら、廃車・事故車専門の買取業者に依頼するのが最もおすすめです。レッカー代が無料、廃車手続きの代行も無料で対応してくれるため、余計な費用がかかりません。カーネクストなどの大手業者は独自の海外販路や解体ネットワークを持っており、どんな状態の車でも0円以上での買取を保証しています。電話一本で申し込みが完了し、最短翌日に引き取りに来てもらえるスピード感も大きな魅力です。
2. 一括査定サービスで複数社比較
少しでも高く売りたい場合は、一括査定サービスで複数の買取業者から見積もりを取る方法も有効です。ナビクルなどのサービスを使えば、一度の申込で最大10社の査定額を比較できます。業者ごとに得意な車種や販路が異なるため、同じ動かない車でも査定額に数万円の差が出ることは珍しくありません。ただし、動かない車の場合は対応できない業者もあるため、申込時に車の状態を正確に伝え、不動車の買取に対応しているか確認しましょう。
3. ディーラー下取り(非推奨)
新車を購入する際にディーラーで下取りに出す方法もありますが、動かない車の場合は査定額が0円になるケースがほとんどです。ディーラーは中古車の再販売が主な目的のため、動かない車を買い取るメリットがないのです。さらにレッカー代や廃車手続き費用として2万円~5万円を請求されることもあり、結果的にマイナスになる場合があります。動かない車の売却先としてはおすすめできません。
動かない車を売却するときの注意点
動かない車の売却では、通常の車売却とは異なる注意点がいくつかあります。スムーズに売却を進めるためにポイントを押さえておきましょう。
注意点1:レッカー費用の確認
動かない車は自走できないため、レッカー車での引き取りが必要です。カーネクストなどの廃車専門業者はレッカー代が無料ですが、一般の買取業者では1万円~3万円程度のレッカー費用がかかる場合があります。査定額が高くてもレッカー代を差し引くと手取りが減るため、必ず「レッカー代込みの最終手取り額」で比較しましょう。
注意点2:名義変更・廃車手続きを確実に行う
車を売却したら、速やかに名義変更または抹消登録(廃車手続き)を行う必要があります。名義変更が完了しないまま放置すると、翌年度の自動車税がそのまま旧所有者に課税される可能性があります。また、万が一その車が犯罪に使われた場合、名義上の所有者に連絡が来るリスクもあります。専門業者に依頼する場合は手続き代行が含まれていることが多いですが、「名義変更完了の報告書」を必ず受け取り、手続きが確実に終わったことを確認しましょう。
注意点3:還付金を忘れずに受け取る
車を廃車にした場合、以下の還付金が受け取れる可能性があります。
- 自動車税の還付:年度途中で抹消登録すると、残り月数分の自動車税が還付されます
- 自動車重量税の還付:車検残存期間が1か月以上ある場合に還付されます
- 自賠責保険の返戻金:保険会社に解約手続きをすることで残存期間分が返金されます
特に自動車税は年額で数万円になるため、還付金だけでもまとまった金額になります。買取業者が還付金を含めた金額を提示しているのか、別途受け取れるのかを事前に確認しておくことが大切です。
動かない車の買取に関するよくある質問
Q. 車検切れで動かない車でも売れますか?
はい、車検切れの不動車でも買取は可能です。廃車専門業者がレッカーで引き取りに来てくれるため、公道を走る必要はありません。
Q. 鍵を紛失した動かない車でも買取できますか?
はい、鍵がなくても買取可能です。カーネクストなどの専門業者は鍵なしの車にも対応しています。ただし、鍵がある場合より査定額が若干下がる可能性があります。
Q. 動かない車の廃車費用はいくらかかりますか?
自分で廃車にする場合は、レッカー代1万円~3万円、解体費用1万円~2万円、手続き費用3,000円~5,000円の合計3万円~5万円程度かかります。廃車専門買取業者に依頼すれば、これらの費用はすべて無料になります。
Q. 10年以上放置した車でも値段がつきますか?
車種によりますが、鉄スクラップとしての価値があるため、最低でも0円以上での買取が可能です。トヨタ車やSUVなど海外需要の高い車種であれば、長期放置でも数万円の買取額がつくケースがあります。
Q. ローンが残っている動かない車は売れますか?
ローン残債がある場合でも売却は可能ですが、車の所有権がローン会社にある場合は所有権解除の手続きが必要です。買取額でローンを完済できる場合は、業者が手続きを代行してくれることが多いです。
まとめ:動かない車は専門業者への売却が最もお得
動かない車でも、海外輸出・部品取り・鉄スクラップの3つの需要があるため、買取してもらうことは十分に可能です。状態別の買取相場は、バッテリー上がりなら通常相場の80%~95%、エンジン故障で5万円~30万円、事故不動で3万円~20万円、長期放置でも1万円~15万円が目安になります。
動かない車を最もお得に処分するなら、レッカー代・手続き費用がすべて無料の廃車専門買取業者に依頼するのがベストです。自分で廃車手続きをすると3万円~5万円の費用がかかりますが、専門業者なら逆にお金を受け取れます。「廃車にするしかない」と思っていた車に思わぬ値段がつくこともありますので、まずは無料査定で正確な買取額を確認してみましょう。査定は無料・キャンセル料もかからないため、気軽に試してみることをおすすめします。


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