火災車でも買取できる?損傷別の相場とおすすめ売却方法【2026年版】
火災車でも買取してもらうことは可能です。「火災で燃えた車は廃車にするしかない」と思っている方は多いですが、実際には0円以上の値段がつくケースがほとんどです。エンジンルームだけの部分焼損であれば数万円~数十万円、全焼車でも鉄スクラップとしての価値があるため、買取額がゼロになることはまずありません。この記事では、火災車の買取相場や売却方法、おすすめ業者、売却時の注意点までわかりやすく解説します。
火災車とは?定義と買取の可否
火災車とは、火災によって車体の一部または全体が焼損した車のことです。エンジンルームからの出火、車内での火災、もらい火や放火など原因はさまざまですが、いずれの場合も「火災車」として扱われます。
火災車は一般的な中古車市場での流通は困難です。しかし、以下のような理由から買取自体は十分に可能です。
- 部品単位での再利用価値がある:焼損を免れたエンジン、ミッション、足回りなどは中古パーツとして販売できます
- 海外への輸出ルートがある:日本車の部品は海外で需要が高く、火災車でもパーツ目的で取引されます
- 鉄・アルミなどの素材価値がある:全焼車であっても金属スクラップとしての価値は残ります
つまり、火災車は「走行できるかどうか」ではなく、「パーツや素材としての価値があるかどうか」で査定されます。そのため、状態がひどくても買取額が0円になることは基本的にありません。なお、車検が残っている場合は自動車重量税の還付を受けられるケースもあるため、トータルで見ると手元に戻る金額は買取額以上になることもあります。
火災車の買取相場【損傷程度別の目安】
火災車の買取相場は、焼損の程度によって大きく異なります。以下の表で損傷レベル別の相場目安をまとめました。
| 損傷程度 | 状態の目安 | 買取相場 |
|---|---|---|
| エンジンルームのみ焼損 | 室内・外装は比較的無傷。エンジン周辺に焼損あり | 5万円~30万円 |
| 室内全焼(外装は残存) | シート・内装が焼失。フレームや外装パーツは一部使用可能 | 1万円~10万円 |
| 全焼(車体全体が焼損) | 車体のほぼ全体が焼失。鉄スクラップとしての価値のみ | 0円~3万円 |
上記はあくまで目安であり、車種や年式、車両重量によっても変動します。特に人気車種(トヨタ・ランドクルーザー、日産・スカイラインなど)は部品需要が高いため、損傷が大きくても相場より高値がつくことがあります。
また、鉄スクラップの相場は時期によって変動するため、全焼車でも市場価格が高い時期に売却すれば有利です。2026年現在、鉄スクラップ価格は1kgあたり約40円~55円で推移しており、普通車1台(約1,000kg)であれば素材だけでも数万円の価値があります。
火災車を買い取ってもらえる3つの理由
「燃えた車になぜ値段がつくのか」と疑問に思う方も多いでしょう。火災車に価値がある理由は大きく3つあります。
1. 海外輸出による需要
日本車は耐久性や品質の高さから海外で非常に人気があります。東南アジアやアフリカなどの新興国では、火災車であってもパーツを取り外して修理用に活用する需要があります。特にエンジンやトランスミッションなど駆動系パーツは、焼損を免れていれば高い価値を持ちます。
2. 部品取り(パーツ再販)
国内のリサイクル業者は、火災車から使用可能な部品を取り外して中古パーツとして販売します。ドア、ボンネット、ヘッドライト、足回り部品、電装品など、火災の影響を受けていない部品は数多くあります。1台の車からは数十点以上の部品が取れるため、パーツ単位で見ると大きな価値になります。特に純正パーツは新品で購入すると高額になるため、中古パーツの需要は常に安定しています。
3. 鉄・非鉄金属スクラップ
全焼してパーツとしての価値がない車でも、鉄やアルミなどの金属素材は残ります。車1台あたり約700kg~1,200kgの鉄が含まれており、これをリサイクル資源として売却できます。そのため、完全に燃え尽きた車であっても「買取額0円」にはなりにくいのです。
火災車の売却方法3つを比較
火災車を売却する方法は主に3つあります。それぞれの特徴をまとめました。
| 売却方法 | 買取額の目安 | 手続きの手間 | レッカー費用 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 廃車専門買取業者 | 高い | 少ない(代行あり) | 無料が多い | 最もおすすめ |
| 一括査定サービス | 比較で高値を狙える | やや多い | 業者による | 部分焼損におすすめ |
| スクラップ業者 | 鉄くず価格のみ | 少ない | 自己負担が多い | 全焼のみ |
最もおすすめなのは廃車専門の買取業者に依頼する方法です。火災車の査定ノウハウがあり、パーツ・スクラップの両面から価値を評価してくれるため、買取額が最も高くなる傾向があります。さらにレッカー引き取りや廃車手続きの代行まで無料で対応してくれる業者が多い点もメリットです。
一方、エンジンルームのみの焼損など比較的軽度な場合は、一括査定サービスで複数社に見積もりを取ることで、さらに高値での売却が期待できます。
火災車買取おすすめ業者3選
火災車の買取に対応しているおすすめ業者を3社ご紹介します。
| 業者名 | 特徴 | レッカー費用 | 廃車手続き代行 | 対応エリア |
|---|---|---|---|---|
| カーネクスト | 0円以上買取保証。全損・全焼でも対応可。年間取扱台数が業界トップクラス | 無料 | 無料 | 全国 |
| ナビクル廃車 | 最大10社の査定額を比較可能。部分焼損なら高値が期待できる | 業者による | 業者による | 全国 |
| タウ | 損害車買取の老舗。海外120か国以上への輸出ネットワークを持つ | 無料 | 無料 | 全国 |
迷った場合は、まずカーネクストに査定を依頼するのがおすすめです。全焼車でも0円以上の買取を保証しており、レッカー代や廃車手続きの費用もすべて無料です。電話1本で査定額がわかるので、他社と比較する際の基準にもなります。
火災車の売却時に知っておくべき注意点
1. 保険金との関係に注意
車両保険に加入している場合、火災による損害は保険金の支払い対象になります。ただし、保険金を受け取ったうえで車を買取業者に売却することも可能です。保険会社が車両を引き取る(全損扱いで車の所有権が保険会社に移る)ケースもあるため、売却前に必ず保険会社へ確認してください。
なお、保険金の支払いと買取の売却益は別扱いです。保険会社が車両を引き取らない場合は、保険金を受け取りつつ車を業者に売却できます。
2. 名義変更・廃車手続きを確実に行う
火災車を売却する際も、通常の車売却と同様に名義変更(移転登録)または廃車手続き(永久抹消登録・一時抹消登録)が必要です。手続きを怠ると、翌年度以降も自動車税の請求が届くことがあります。廃車専門業者であれば手続きを無料で代行してくれるため、手間をかけたくない方は業者に任せるのが安心です。
3. レッカー手配は業者に確認
火災車は自走できないケースがほとんどです。売却先の業者がレッカー引き取りに対応しているか、費用は無料かどうかを事前に確認しましょう。カーネクストやタウなどの廃車専門業者は無料レッカーに対応していますが、スクラップ業者や一般の中古車買取店では自己負担になることがあります。レッカー費用は距離に応じて1万円~3万円程度かかるため、無料対応の業者を選ぶことで手取り額を増やせます。
火災車の買取に関するよくある質問(FAQ)
Q. 全焼した車でも本当に買い取ってもらえますか?
はい、全焼車でも買取可能です。鉄やアルミなどの金属素材に価値があるため、0円~3万円程度の買取額がつくのが一般的です。廃車専門業者であれば全焼車でも対応しています。
Q. 火災車の買取に必要な書類は何ですか?
車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券、印鑑証明書、委任状が必要です。車検証が焼失した場合は、運輸支局で再発行の手続きができます。詳しくは買取業者が案内してくれます。
Q. 放火された車でも買取できますか?
はい、出火原因に関わらず買取は可能です。ただし、放火の場合は警察への届出が必要です。捜査が完了し車両が返還された後に売却手続きを進められます。
Q. 火災車を放置するとどうなりますか?
火災車を放置していても自動車税は毎年課税されます。また、放置期間が長くなると車体の腐食が進み、買取額がさらに下がります。早めに売却または廃車手続きをすることをおすすめします。
Q. 火災車の買取にかかる費用はありますか?
カーネクストなどの廃車専門業者であれば、査定料・レッカー代・廃車手続き代行費用はすべて無料です。ユーザー側の費用負担はありません。
まとめ:火災車は早めの査定・売却がおすすめ
火災車は一般的な中古車として再販するのは難しいものの、パーツ取りや海外輸出、鉄スクラップとしての価値があるため、買取額が0円になることはほとんどありません。損傷が軽度であればあるほど高値が期待でき、エンジンルームのみの焼損であれば5万円~30万円の買取額がつくケースもあります。
売却先としては、火災車の査定ノウハウを持つ廃車専門の買取業者が最もおすすめです。レッカー代や廃車手続きも無料で対応してくれるため、余計な出費を抑えて手取り額を最大化できます。
放置していると自動車税だけがかかり続けるうえ、車体の腐食や劣化が進んで買取額も下がっていきます。できるだけ早く査定を受けて売却を進めましょう。複数の業者に見積もりを取ることで、最も高い売却先を見つけられます。まずは無料査定で、あなたの火災車にどのくらいの値段がつくか確認してみてください。


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